鼻歌あかちゃん

いつからだろう？　機嫌の良いときはいつも鼻歌を歌うようになったぽん子。　
歩きながら、イスによじ登りながら、ゴロンと横になりながら「ふんふんふ～ん♪・・・」
ママ帰省中に、ばぁばから「こんなに一日じゅう鼻歌うたう赤ちゃんっているかしら？」と言われる鼻歌あかちゃん。　たこたこの赤ちゃん時代に比べ、表情はクールなおすまし顔が多いけど、ご機嫌の良し悪しはは足取りや鼻歌ですぐ解る。
動物はワンワン以外にも「にゃんにゃん」や「パオ～ン」や「ピーピー」もいると知ったぽん子。
自信を無くした彼女は、それまで全てワンワンと言っていたのに、犬猫以外は全て「たこたこしゃん（○△さん、と姉の名前）」と呼ぶようになった。　
お気に入りのくまのぬいぐるみも「たこたこしゃん」、道ですれ違う子供達も「たこたこしゃん」。
姉のたこたこの事は呼び捨て、または「たこたこちゃん」、「たこたこたん」

かたや姉のたこたこは、ぽん子の事を気分で好きに呼んでいる。
機嫌の良いときは、ぽん子は仲間のプリキュア。　
機嫌の悪い時にポン子に遊びの邪魔をされイライラしてると、ママがぽん子の名前を呼んでも怒る。
たこたこ　「ポン子って呼ばないで！」
ママ　「どうして？だってポン子ちゃんでしょ？」
たこたこ　「これは、ポン子じゃなくなったの！　名前は無いの！」
ママ　「？？？」
たこたこ　「名前の無い赤ちゃんなの！」
ママ　「・・・・（なんだか解らないけどポン子に対する悪意は感じる）」

やきもちを焼いたときは、ポン子は「となりの赤ちゃん」で、ママは「となりの赤ちゃんのママ」
でたこたこの家に遊びに来ている。　たこたこは大きくなったので独りで暮らしているらしい。
よくこういう事を思いつくな～と思うけど、妹に対する気持ちは時々まだ複雑な模様。


春になって原っぱ遊びが楽しいね。
姉に続いて水疱瘡にかかってご機嫌斜めのポン子。　たこたこはすっかり治って余裕の笑顔。